第45回日本小児腎不全学会学術集会

会長挨拶

会長:濱崎 祐子

第45回日本小児腎不全学会学術集会
会長 濱崎 祐子(東邦大学医学部 腎臓学講座 教授)

この度、第45回日本小児腎不全学会学術集会を、2024年12月5日(木)、6日(金)の両日に東京・日本橋において開催させていただきます。歴史ある本学術集会を担当しますことを、とても光栄に感じております。

今大会のテーマは「心通う腎不全の生涯医療」とさせていただきました。小児期発症の腎不全疾患は、その後の管理が長期にわたり、その間多くの医療者が関わることになります。患者様およびご家族に寄り添い、心のふれあいを大切にしながら、医療者間の情報共有を継続することが重要であり、チーム医療に則った生涯医療が望まれます。当科では、小児腎臓医、腎臓内科医、腎不全外科医が3科合同で診療しており、腎疾患患者さんの生涯医療を行うことを目標としておりますので、当科の特徴も取り入れたプログラムを検討しております。また、コロナ禍で参加が少なくなっておりました医師以外の職種の皆様にもご参加いただけるような企画を組み、実りある学術集会にしたいと考えております。会期中には、学会に参加していただいた皆様の交流が深まるような懇親会もご用意させていただきたいと思います。

開催地となります東京・日本橋エリアは、経済・商業・金融・物流・娯楽の中心地として江戸時代から栄えていた歴史ある場所ですが、近年は再開発が進み、冬はイルミネーションが街を素敵に演出しています。学会で熱い議論を交わした後には、美味しいお食事やショッピングも楽しんでいただけると思います。是非、医局そして様々な職種の皆様とご一緒にご参加いただきたく、現地でお会いできることを楽しみにしております。